パンダ公園

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こんにちは。最近仕事で周りのミスに巻き込まれて爆死しがちな私です。

自分のミスでなくてもとかく落ち込んでしまう節があり、他人に辛く当たってしまう事が増えた結果落ち込んだ時は率先して1人でいようとしています。

 

そんな中昨日飲み会があって、「仕方ないな・・・」とついて行ったら店名が、「焼き鳥なんちゃらバル」みたいなとこ。

 

完全なイメージですが、「温野菜天然オーガニックバル」みたいなところ、こだわりの強さもあってかInstagramやブログで一時の話題をさらうも、そのこだわりが過ぎた結果、素人目から見てもアウトレベルの完全に生の肉を客に出して食中毒起こして即刻閉店しがち。特定の店舗を指しているわけではないです。バルとか洒落た名前つけてるくせにビールがぬっるいのでクソ。

特定の店舗を指しているわけではないです。重ねて。

 


バル(バール:Bar)とは食堂とバーが一緒になったような飲食店を指し、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパにおいては酒場、居酒屋、軽食喫茶店のことです。

 

そもそもバルってバーと同じなのかよ、と思った次第
居酒屋だけでなく軽食喫茶店のことも指すんだってよ。

 

新しい耳慣れない言葉を使う店はおしゃれ奴隷(インスタグラムにスタバの甘い汁をアップロードする女達のことです。「いきなりステーキ」を信じろ。行ったことはないですが。いきなり行く予定なので。


バル(この呼び方が嫌いです)に着いたら料理がフルコースで順番に出てくるわけ。4人に1皿、手のひらサイズの小皿にサラダやら鳥の燻製やら、アヒージョやら。全然足りねぇ。皿にそれっぽいソースをピロピロってもんじゃ焼きみたいに(♯ ←こんな感じの模様に)かけることで、クソしょうもないオシャレ感を演出しつつ食材を置くスペースを減らす チョコザイなテクニックを使うなズルいぞ。


僕は酒の席につくと、「めっちゃ飲み食いするくせにそんなに口数も多くなく、話題の横で無限にゲソ唐揚げ片手に弱めの酒をガーッ飲みながらツイッター見てるタイプ」なので(クソ野郎と読んでくれ)、マァ〜〜会話にも入れずに、ただひたすらに俺が高校生だった時の昼休み、昼食の時間を思い出しながらただ時間が過ぎていた。当時も周りの話から耳を背けてローソンのメロンパンばっかり食ってた。みんなのクラスにも1人はいたよね、俺。

そんでコース料理なので飲み放題のアルコールしか摂取できない地獄。食べ物は注文できないので待つのみ。誰とも話さないので酒が進む。ビール2杯とハイボール7杯。ジョッキで。

 

 

 

 

(流石に出来上がってきたし周りが一気コールを順々に始めたので、こりゃマズイぞとそそくさと店の外へ。

 

ーーーカランカラン

 

安っぽいドアベルの音が鳴る。

 

身体に纏わり付いたタバコの香りを払うようにグーッと伸びをして、ガードレールに腰を預けながら客引きだらけの飲み屋街を睨む。と、


ーーーカランカラン

 


「どこに行ったと思ったらこんなとこにいた~ やっぱりおっさんばっかりで気疲れしちゃうよね。横いいかな?」


俺と同じ仕事をしてる、一つ年下のサツキちゃんだった。

 

「おう」


吐き気を誤魔化しながらちらり、とサツキちゃんを横目で見ると、
サツキちゃんも俺と同じくイッキ飲みを回避するために逃げてきたようで、酔いも回っているのか小さい頬は薄く紅潮していた。

 

 

 

「…ね、ここから逃げ出しちゃおっか」


「え?」

 

ぼうっとしていたので聞き返してから言葉の意味を理解した所で、


「だから、2人で、どこかいこ?年の近い人、ともくんしかいないし」


サツキちゃんはセミロングに揃えた髪をくるくるいじりながら、大きな目をぱちぱちさせながらもう一度言った。


「い、いいね! ほら、おっさんのノリきびしーしな。イッキ飲みもしたくないし」


「それじゃ、決まりだね。ともくんのカバン、持ってくるね」

 

サツキちゃんはトタトタと、煙臭いバルへと入っていく。
開いたドアから一瞬、真っ白いタバコの煙と客達の喧騒が漏れる。夜風が冷たさを増す。

 

(テンパらずに受け答えできたかなぁ・・・)

 

ーーーーーー

ーーーカランカラン

サツキちゃんはおっさんたちには捕まらなかったようで、すぐに店から出てくる。


「おまたせ、ちゃんとしたお店で飲み直そ。私お腹空いちゃったよ~」

「わかる、食べ盛りの俺たちには厳しいよなあ、あの量」

「わ、わたしは少食だってば!」


あはは、と笑いながら飲み屋街を駅に向かって、並んでゆっくり歩き出す。

 

「ともくんってさあ、頑張り屋だよね」

「急になんだよ、サツキちゃんだって俺よりたくさん仕事してるじゃん」

「私なんかまだまだだよ〜 今日も失敗してともくんに迷惑かけちゃったし」

「はは、迷惑かけられるのが俺の仕事だから」

「ひど〜〜い」

 

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何分もすると、飲み屋街の鼻にまとわりつく煙の香りは消えて、
会社帰りの人々がぞろぞろと帰路につき始める駅前。


「ともくんともくん、HUBがあるよ!あそこ入ろ!」

「よしきた」

 

 

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ーーーカランカラン

「いらっしゃいませ 何名様ですか?」

「2人で」

 

 外の寒さとうって変わって、暖房のよく聞いた店内の奥まったテーブル席に腰を下ろす。

 

 

「そういえば飲み会のお金、払ってない」

「私が払っておいたよ、ともくんの分も」

「まじか、払うよいくらだっけ?」

「いいよいいよ。私が普段お世話になってる分!」

「じゃあここは俺がおごるね 注文してくる」

「よろしく~」

 

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カチン、と何杯目かのジョッキを打ち合う。他愛もない話や、仕事の話はとりとめもない。夜の闇が濃くなっていくように、消えていた酔いもすっかり巡り、ぼうっと見たサツキちゃんの顔から目が反らせない。


「・・・私、普段は大丈夫なのにすごく酔って来ちゃった」

胸元をパタパタとさせるサツキちゃんの目線を感じ、慌てて顔をそらす。

「んじゃ、そろそろお開きにするか。色々話せて楽しかったよ」

若干名残惜しいかななんて思いながらも、あえてそれを出さないようにしながら答える。

「私、バスだから先に行くね。」

 

荷物を纏めて上着を着たサツキちゃんに、

 

「じゃあまたな~。今日は楽しかったよ」

 

そう言ったのもつかの間、

 

ちゅっ

 

「奢られすぎちゃったから。お釣りのお釣り。それじゃまたね!」

 

ーーーカランカラン。

 

ーーーーーーカラ  ンカ    ラン。

 

ーーーーーーーーーカwqラzン.$d!/6カラ....ン

 

 

 

カラン。

 

 

 

 

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カランカラン。カランカラン。カランカラン。カランカラン。カランカラン。カランカラン。カランカラン。カランカラン。

カランカラン。

 

カランカラン・・・

 

 

俯きながら、氷が半分以上溶けて味の無くなったハイボールのジョッキを揺らす。

 

 

 

「おーい、いつまでそれやってんだ、制限時間きたからそろそろ店でるぞー」

 

 

 

「おーいお前、生きてるか?店出るぞサッサと支度しろ」

 

 

 

 

よく聞いた仕事の上司の声で意識が引き戻される。

 

 

 

「あ、あぁ、すいません。考え事してました。もうそんな時間ですか・・・」

 

 

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バル(バール:Bar)とは食堂とバーが一緒になったような飲食店を指し、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパにおいては酒場、居酒屋、軽食喫茶店のことです。

 

 

 

 

 

モチベーションは大事。